市役所で3月22日、臨時記者会見が開かれ、このほど完成したご当地グルメ「あやせとんすきメンチ」が、報道陣の前にお目見えした。会見ではブタロケ隊総合リーダー比留川実さんや、同隊グルメ部会リーダー大久保豊さん、商工会の竹川隆幸さんがこれまでの経緯などを話した。
ご当地グルメ開発は、「ロケとグルメによるまち興し」をテーマに行政と市商工会、市民団体「ブタッコリ〜ロケ隊」が協同で行ってきたもの。ロケ弁から始まり、試行錯誤と試食によるアンケート収集などを重ね、この形にいきついた。
「豚すき」は豚のすきやき汁で、かつて綾瀬で行われていた豚の品評会で全国から集まる養豚家に振舞われていた郷土料理。メンチはこの具材や味付けをベースに、綾瀬産の豚で作っている。「素材をそのまま味わってほしい」と、ソースを付けなくても食べられるよう、味はあえて濃いめに。「野菜多めで通常のメンチよりヘルシーなので、女性にもおすすめです」と、大久保さんは話している。
先行販売した桜まつりでは完売し、一般販売開始初日と2日目でも店頭販売分が完売するなど、順調な滑り出しを見せているという。
価格は1個税別180円。販売は4月4日から始まっており、大久保商店(吉岡東5の2の14)、高座豚手造りハム(吉岡2366の8)、カフェ カカ(吉岡1206)で取り扱っている。