綾瀬市議会6月定例会最終日となった6月21日、全ての議案審議終了後に笠間城治郎市長があいさつのため登壇した。
今年7月の任期満了で引退を表明している笠間市長。「議場に立つのもこれが最後になります」と前置きし、「12年間、市長の重責を担い全うできたのも市民・議員の皆様、企業・団体からのご指導ご協力と、職員の努力があったからこそ」と謝辞を述べた。
その後、市議会議員から市長へと立候補した12年前の自身の思いを語った市長。「誠実奉仕の心で取り組んでまいりました」と話し、福祉・子育て・医療や、都市基盤整備、災害対策、教育環境の整備、市民協働のまちづくり、行政改革、財政改善など、成果を報告した。
最後に、人口減少や高齢化率増加など今後、綾瀬が直面する課題を示し、「(次の市長には)私とは異なる視点でリーダーシップを発揮し、活躍していただきたい」と話した。