生蘭高等専修学校(宇野政信校長)で昨年12月15日、市の選挙管理委員会とタイアップした生徒会選挙が行われた。生徒たちは実際の投票箱や記載台を使い、実践さながらの投票方法を学んだ。
選挙権が20歳から18歳に引き下げられたことを受け、一昨年から行われている取り組み。前回の反省を活かし会長用に1つと副会長用に各1つずつ投票箱を用意し同線を変えることで、より本物の選挙に近い環境を作ったという。
選挙の準備と当日の管理・運営をしたのは、現生徒会の3人を含む15人の生徒で構成される選管。委員長を務めた松崎文彦(ともひこ)さん(3年)は、「より選挙のことがわかり、勉強になりました」と話した。
また、投票した木村桃子さん(3年)・富田汐音(しおん)さん(3年)・藤原みなみさん(3年)も、「雰囲気がわかったので、機会があれば実際の選挙に足を運びたいです」「疑似的ではあるけれど、実際に投票して一票の重みを感じました」「実際の動きがつかめたことで、選挙に行こうという意識が生まれました」と、それぞれ感想を述べた。