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綾瀬 教育

公開日:2017.09.22

未来の選択肢広げる体験
柏木実業校の留学生が企業実習

  • メンテナンスが難しい放送機器の保守作業を見学

  • 自身の経験を踏まえ中村社長がエールを送った

  • 札勘を初体験

  • 馬郡支店長が支店内を案内

 大和市の学校法人柏木学園柏木実業専門学校(桐野輝久校長)に通う留学生が、近隣の企業で企業実習を行った。

 これは、職業実践専門課程の認定を受けた学校が行う実習。同校では今年、7社の訪問を予定している。

 9月8日には情報ビジネス科の留学生20人が、セキュリティ機器を取り扱う市内大上の株式会社ネエチア(中村真一郎社長)を訪問。同社の事業の紹介や本社の見学を行った。見学の最後に中村社長が自身の若い頃の経験談などを紹介。「今のうちに自分の使命を探して、それぞれの国の先頭に立てるよう頑張って」とエールを送った。ネパール人のリンブ・ピリタムさん(30)は「社長の経験談がとてもよかった。テクノロジーの大切さが勉強になった」と話した。

 13日には、20人が横浜銀行大和支店(馬郡恵太支店長)を訪問。銀行業務業界全体のことや業務の紹介の後、3グループに分かれ、支店内の見学と模擬紙幣を早く正確に数える札勘(さつかん)を体験した。

 中国からの留学生、ヨウ・テイ・テイさんは「銀行の仕事は複雑で難しいと思う話もあった。お札を数える方法など勉強になった」と喜んだ。

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