自衛官で構成される「海上自衛隊厚木基地マーカス」=写真=が、県社会人サッカー選手権大会決勝トーナメントで準優勝の成績を残した。
同大会は県内社会人リーグ1〜2部の全チームで競われる大会。1部リーグと予選を勝ち抜いた2〜3部の計28チームで戦い、優勝チームは関東大会に進むことができる。
自分たちのサッカーを展開し、決勝までは危なげなく勝ち進んだ同チーム。関東の切符をかけた決勝の相手は、因縁のライバルとも言える「品川CC横浜」だった。品川は昨年のリーグ戦決勝ではマーカスが勝ち星をあげているが、12月のカップ戦決勝で敗北を喫しているチーム。リベンジをかけた今試合は完敗し、関東大会への切符を逃した。
もともとレベルが高く、激戦区だという社会人1部リーグ。今年は上位リーグの関東から2チームが降格してくるため、関東リーグ復帰を絶対目標に掲げるマーカスには、さらに厳しい戦いになる。4月8日開幕の1部リーグ初戦は、品川のホームでのゲームとなる。「相手は優勝候補であろう強豪チーム。ここでしっかり白星をあげて苦手意識を払拭し、昇格へ向け勢いをつけたい」と山崎監督は話した。