綾瀬市と湘南工科大学が3月26日、「綾瀬市と湘南工科大学との協働による文化財活用事業に関する覚書」を締結した。
締結のきっかけは、市が昨年11月に実施した国指定史跡・神崎遺跡の環濠公開で行った同大学協力によるVR体験。これにより、湘南工科大学が有する情報技術や設備等を綾瀬市の文化財活用事業推進に活用することができ、今年度は神崎遺跡資料館にVRとARの導入を予定している。
同VR技術は1人の学生が開発に取り組んだことから、湘南工科大学側も「今後も学生たちにこのような機会を提供いただきたい」と、締結の効果に期待を寄せた。
VRは5月3日(祝)、神崎遺跡資料館で体験可。問合せは同館【電話】0467・77・0841へ。