生蘭高等専修学校(宇野政信校長)が4月6日、新校舎完成後初めての入学式を執り行った。今年は160人が入学し、生徒・学校ともに新たなスタートを切った。
宇野校長は「旧校舎での35年が終わり、これからの生蘭を作る新たな世代。新築の匂いがする校舎で3年間精一杯生活し、汗と涙を染み込ませ学生の匂いがするものにしてください」と話した。
その後、笠間治一郎理事長や笠間芳之小園自治会長も登壇し激励。新入生代表の小川花菜さんが「先生や先輩から学び、初心を忘れず精一杯学生生活を送ります」と誓いの言葉を述べた。
1983年に開校した生蘭高等専修学校。延命寺(小園地蔵堂)で綾瀬初の公立校「生蘭学校」から始まり、86年に4代前の笠間治郎左衛門氏が寺尾西の納屋に移転した。一旦途絶えた「生蘭」の名を2代前の笠間正治氏が法人名として復活させ、今回約130年ぶりに小園に戻った。