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子ども食堂がじゅまる 地域とともに成長 開設から1年 広がる取り組み

教育

掲載号:2018年8月3日号

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 市内初の子ども食堂「がじゅまる食堂」が、開設から1年を迎えた。主婦の手で学童保育探検クラブ内から始まった取り組みは徐々に規模を拡大し、現在は自治会の協力で小園自治会館内に移転。毎回平均して60〜70人の親子が利用し、古塩政由市長や他地域からの視察が訪れるなど高い関心を集めている。

 同食堂は、主婦らで組織されるNPO法人「がじゅまるの木」(小林真希理事長)が運営している。子どもの貧困だけでなく地域での居場所づくりや子育てママの負担軽減も趣旨に含まれ、親子で利用することができる。

 当初、学童保育内で実施していたが趣旨に賛同した小園自治会の協力で、小園自治会館に拡充。しかし、利用者増に伴い学童保育では手狭になったため、より広い自治会館に統合した。

 スタッフも開設当時から増え、小林理事長と食事係の齊木愛さん、会場準備係の齊藤輝美さんを中心に9〜10人ほどのボランティアが協力。学童保育の卒業生など中学・高校生もおり、常時4人ほどが無理なく入れる体制が整っている。

 食材に関しても地元生産者2人が加わり、座間市のNPO法人ワンエイドと市内生産者3人が協力。その他、地域住民がもらい物など食べきれない食材を自然と持ち寄ってくれるようになった。

 他にも大きい子が小さい子の面倒を自然に見ていたり、スタッフの到着が遅れると子どもたちが自主的に会場準備を手伝っていたりと、子どもの自立心を育てる場としても機能しているという。

 今後の課題は、子ども食堂の趣旨の一つである「貧困家庭」をいかに掘り起こすか。「貧困だからではなく、そういった事情を抱える人も地域の一員で、自然と足を運べるような環境を作りたい」と小林さんは話す。

 もう一つは、設立当初から掲げていた市内への展開。他地域の主婦から相談を寄せられたこともあり、自分たちが協力することでニーズのある地域での開設を促すなど次のステップを見据えた活動を模索していく。

 同食堂は毎週火曜、午後5時から7時に小園自治会館で開設。費用は子ども200円、大人400円、親子で500円。

 問合せは同法人【携帯電話】090・1847・2522へ。

視察に訪れた市長(右端)
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