国指定史跡・神崎遺跡で9月24日、初の催しとなる十五夜の月見が行われ、47人の参加者が来場した。
弥生時代の遺跡である神崎遺跡で、1800年前の人たちも見ていたであろう月を見て、思いを馳せるイベント。会場には吉岡伝統の月見行事に倣い、ススキや団子、けんちん汁が供えられた。
また、綾瀬市史跡ガイドボランティアの会による吉岡の民話「こまげたおせん」の朗読や、ソプラノ歌手である米島美穂子さんによる「荒城の月」など月にちなんだ曲の歌唱も行われた。
参加者らは「とても幻想的だった」「この機会に子どもたちに十五夜のお月見を教えることができた」など感想を話した。
10月21日には十三夜の月見が予定されている。