市スポーツ少年団に所属する綾瀬ジュニアバドミントンクラブ(大久保慎一監督)所属の岡部翔君(綾瀬市・綾西小5年)と根本舜生君(横浜市・上山小5年)が、昨年12月24日から28日に東京都八王子市で開催された「全国小学生バドミントン選手権大会」の男子ダブルス5年生以下で、優勝した。
各地区大会の予選を勝ち抜いた児童が全国から集まる同大会。昨年3位だった岡部君・根本君ペアは、県大会・関東大会ともに優勝という過去最高記録で全国に駒を進めていた。
「二人とも神奈川の強化メンバーと練習する機会に恵まれた。レベルの高い環境で練習できたのが、実力の底上げにつながったのでは」と、大久保監督は分析する。
関東大会ではメンタルを崩していた岡部君を、根本君がフォローした形になったが、全国では調子を上げ互いをカバーしながら試合に臨めたという。一番苦戦したという初戦で白星をあげ、その後は危なげなく勝ち進み王者の栄冠を手にした。
全体的に1点のミスが逆転に繋がる流れが多かったため、1点1点を大切に集中したという両選手。来年に向け根本君は「これで調子に乗らず、挑戦者として臨みたい」と話し、岡部君も「最後の1点まで諦めず、冷静に力を合わせがんばりたい」と抱負を語った。
なお、同大会では県代表選手による都道府県対抗団体戦も行われ、同クラブ所属の高橋和希君(海老名市・杉久保小6年)が選抜選手として出場し、2連覇に貢献した。