市消防本部が3月2日、放水体験やロープ渡り体験、はしご車乗車体験等ができる「消防フェア」を開催した。
昨年8月に消防体験として事前申込制で予定されていた催し。台風で中止になったが、春の火災予防運動に合わせ初の参加自由の形で再度企画された。
2017年度から全国的に火災件数が急増しており、市内でも同様の傾向にある。前年度に比べ数は減ったものの、建物火災の件数は依然高いままだという。そのためイベントを通し、広く防災意識を高める狙いもある。
「親子で買い物帰りに寄ってくれたりと好評だった。今後の開催方法を検討していきたい」と、三村茂美消防指令長は話した。