綾瀬市の地域発信型短編映画「ルーツ」(渋谷悠監督)の上映会が初めて市内で開催され約800人が鑑賞した。
この日の「凱旋上映会」には、主演の堤下敦さん(お笑いコンビ・インパルス)と女優の川村ゆきえさんが渋谷監督とともに駆けつけ、トークショーに出演した。堤下さんは「ブタロケ隊の皆さんをはじめ綾瀬市の皆さんにとても良くしていただいた」と振り返り、綾瀬市在住の芸人、鈴木拓さん(ドランクドラゴン)にも触れ「拓さんがタイトルロゴを書いたことも忘れないで」と話した。
3人に感謝状を贈った古塩市長は「綾瀬の良さを引き出して頂いた。知らなかった綾瀬の風景も詰まった作品。これからどんどん上映したい」と謝意を述べた。
「ルーツ」は、104の国と地域から3661作品の応募があった第14回札幌国際短編映画祭(10月開催)に入選し上映が決まった。
舞台で入選を報告した渋谷監督は「短編映画でこれだけのお客様の前で上映する機会はめったになく感謝している。札幌国際短編映画祭の入選上映は市民の皆様も自慢していいこと」と述べ、次回作への意欲もにじませていた。