7月21日に実施された参議院議員選挙の綾瀬市選挙区は、選挙区、比例区ともに自公を合わせた得票率が5割を超えた。
全国の投票率は史上2番目に低い48・80%(選挙区)。神奈川県の投票率は全国平均とほぼ同じ48・73%だったが、綾瀬市は45・64%で全国と県平均を下回った。
綾瀬市の投票率は県内58市区町村中51位だった。
定数4に14人が立候補した神奈川県選挙区の綾瀬市選挙区では、島村大氏(自民)が7884票でトップ。佐々木さやか氏(公明)が7563票を獲得し、与党2人の得票率を合わせると50・8%で、県全体の42・1%を8・7ポイント上回った。当選した牧山ひろえ氏(立民)は4765票、松沢しげふみ氏(維新)は4179票で、次点のあさか由香氏(共産)は2824票だった。
比例代表では、自民がトップの1万864票(得票率35・8%)2位は公明の5149票(同17・0%)で、いずれも県全体と全国を上回る得票率だった。
議席を獲得した諸派では、れいわ新撰組とNHKから国民を守る党の得票率が県平均と全国平均を下回った。野党では国民民主が県平均を上回ったほか、立憲民主、日本維新の会、日本共産はいずれも県と全国平均の得票率を下回った。