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綾瀬 経済

公開日:2019.09.06

新東名
全線開通23年度に
秦野〜御殿場間で工事難航

 中日本高速道路が8月27日、同日午前に横浜市内で開催した「新東名高速道路(海老名南ジャンクション※JCT〜御殿場JCT)連絡調整会議」の結果を公表した。

 この発表によると、20年度に開通予定だった「伊勢原大山IC〜秦野IC間」で、用地取得の難航と埋蔵文化財調査のため工事が遅れ、開通時期が21年度となる。

 さらに「秦野IC〜御殿場IC間」では、のり面崩落に伴う工事用進入路のルートと構造の見直しと「想定以上」の断層破砕帯が確認されたことによる橋梁構造形式の変更で施工計画が見直される。20年度だった開通時期は23年度となる。

 このため「海老名南JCT〜御殿場JCT間」の全線開通時期は23年度まで、計画よりも3年程度遅れることになる。

 「伊勢原JCT〜伊勢原大山IC」間は19年中の開通をめざし工事が進められている。

 新東名の工事は現在、伊勢原JCT〜御殿場JCT間の延長48キロで工事が進められている。

 20年度の上半期を開通目標として工事が進んでいる「(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ」の開通時期に影響はない。

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