「あやせ名産品」のひとつ「あやせ本醸造」の原料として栽培されている酒米「五百万石」の収穫が13日、吉岡の田んぼで始まった=写真。小園の矢部酒米店から生産を頼まれている吉岡の専業農家、古郡光雄さん(70)と智英さん(42)親子が収穫作業にあたった。
収穫された酒米は残る田んぼでの収穫分と合わせ約3トンを見込んでいる。コメは酒税の検査を受けたあと秦野市にある醸造元の金井酒造店へ運ばれ、秦野盆地の地下を流れる丹沢山系の伏流水で醸造され、来春には新酒となって矢部酒米店で販売される。
この日、収穫が行われたのは同じ名産品の「高座豚手造りハム」の豚舎が近くにある田んぼ。名産品コラボが見られるこの場所での収穫はこの日限りで、年に一度の光景。