綾瀬市が令和4年4月の開業を目指す「道の駅」整備事業で、古塩市長は「重要な防災機能拠点と位置づける」と述べた。9月20日の市議会定例会本会議で井上賢二氏の一般質問に答えた。
道の駅の防災機能について考えを求められた市長は「災害発生時には防災機能を発揮することも必要」との考えを示した。補足答弁した担当部長は「地域防災計画への位置づけも含め災害発生時の活用を検討する」と述べ、蓄電装置や自家発電装置の設置について「なくてはならない設備。設置に向けて検討する」とした。
「道の駅」は令和2年度上期の(仮称)綾瀬スマートインターチェンジ開通を念頭に開業が計画されている。市役所北側の県道に面した農振農用地を除外転用して整備する予定。
ドライバーの休憩施設のほか地場産の農畜産物や加工品、飲食サービスを提供するほか、畜産振興施設、観光情報発信の機能なども兼ね備えることにしている。