綾瀬市はこのほど、災害用仮設風呂を導入した。市によると、県内市町村による仮設風呂の導入は県内初という。
仮設風呂は男女各一式。長さ約5・5メートルの専用テント3つをつなげ、脱衣場と浴場に分けて場所を確保する。シャワー6台と浴槽に使うお湯を沸かす軽油ボイラー、浴槽のお湯を循環式でろ過、追い炊きするための装置と投光器などもある。浴槽は直径2・4メートル深さ62センチで6人程度が同時に入れる。
災害時には水道水や井戸水を利用する。避難所や新たに整備する「道の駅」への設置も念頭に置いている。
購入費は1400万円で2019年度当初予算で確保した。