世界ユース出場の山内さん(城北工高) インターハイに気持ち新た
小田原城北工業高校2年の山内愛さんがフランスで6日から行われた『第9回世界ユース陸上競技世界大会』にやり投げ日本代表として出場した。
結果は42m97で、32人中12位。自己ベストの51m68には遠く及ばなかった。「緊張はまったくなかった。緊張した方が記録はいい。気持ちの切り替えが早く落ち込むタイプではない」と自己分析する。ベストが出ていれば4、5位には入れていたという。
13日に帰国し、15日から練習を再開。いつも以上に熱が入るが、疲れがたまっていると判断し、陸上部顧問の鈴木充先生がセーブしていた。
16日に行われた西相夏季陸上競技会を最後に3年生が引退。山内さんは陸上部唯一の女性にして新キャプテンを任された。「皆がついてくるよう、インターハイで結果を出さなくては」と自覚をみせる。
8月3日(水)から岩手県で行われるインターハイには投てき3種で出場する。やり投げの目標は「自己ベストを更新して優勝」。世界大会の悔しさをバネに女王がどこまで伸びるか、期待が掛かる。