直孫の不二子さん 雨情と白秋の思い出語る
童謡界の三大詩人とうたわれる野口雨情(1882―1945)の直孫、野口不二子さんが5月19日から21日の3日間、小田原を訪れた。
不二子さんは20日、市内城山のみみづく幼稚園(千葉恵美園長)で園児の保護者ら約50人を対象に「白秋と雨情」をテーマに講演。同園に滞在したこともある詩人、北原白秋と雨情の交流などについて語ったほか「ゆりかごの歌」や「しゃぼん玉」を参加者と合唱した。
小田原について「数々の童謡が生まれた現地に来られて感慨深い」と述べた。