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小田原・箱根・湯河原・真鶴

公開日:2015.09.05

酒匂川河川敷
天然芝のピッチ誕生
あす6日から利用開始

  • 土から一面緑の芝に生まれ変わった

  • 親子で繰り返し散水

 小田原サッカー界にとって、待望のピッチが完成した。酒匂川スポーツ広場・第1サッカー場の芝生化が完了。市内初の芝のグラウンドとして、9月6日(日)午前10時すぎからオープニングセレモニー、午後から一般利用(予約制)がスタートする。



 今年6月、小田原サッカー協会を中心に土だったグラウンドに2万9400個のポット苗を植栽。以降3カ月間に渡り、協会や市スポーツ課のスタッフらで水撒きなどを継続して行い、天然芝のピッチを誕生させた。



 サッカー場1面分の芝生化成功の裏には、中心を担った3人の努力があった。



暑さに負けず手入れに汗



 ポット苗を成長させるためには、定期的な水撒き、肥料撒き、芝刈りが欠かせない。水撒きを担当したのは、小田原サッカー協会の中戸川勝副会長(61)と、その次男・雅(ただし)さん(31)。植栽以降、週に2〜3回、気温の上がる8月には週4日も酒匂川河川敷に足を運び、つなぎ合わせたホースを携え1時間以上かけて散水してきた。「親子で消防の経験があるので役立った」と勝さんは振り返り、父に協力した雅さんは「大変だったけれど形になってうれしい」と充実した表情を浮かべた。



 一方、肥料撒きと芝刈りは、協会の加藤智晃さん(47)が毎週1回行った。「順調に進んだ。多くの人に利用してもらい、芝の良さを感じてもらえれば」と期待を口にした。

 

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