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更なる地域医療を目指して 新体制でチーム医療の充実を図る丹羽病院
丹羽病院(小田原市荻窪406)は今年4月、山本壮一郎外科医と宮下耕一郎内科医を副病院長に迎え、新しい診療体制をスタートさせた。南康平院長と両副病院長に地域医療への想いを聞いた。
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南 当院は1969年の創立以来、時代の変化に沿い、地域の医療に寄り添い、向き合ってきました。診断から治療まで「地域に責任を持つ」専門病院としての機能をより高めたいと、2人に来てもらったのです。
宮下 南先生とは8年前、湯河原厚生年金病院に勤務していた時に出会いました。吐血患者の搬送を快く受け入れてもらい「懐の深い病院だな」と。また内視鏡検査の技術もずいぶん進んでいて、「ここならステップアップできそうだ」と思ったのを覚えています。
山本 私の出会いは14年前です。当時勤務していた、東海大学医学部付属病院の幕内博康教授と南先生は旧知の仲。「若手に、専門医療に真剣に取組んでほしい」という南先生の熱意に心を動かされました。幕内先生と南先生は診療に対する姿勢や患者さんに接する態度が非常に似ており、安心して飛び込めました。
―日々の診療にどのような気持ちで臨んでいますか。
宮下 私はすべて『一期一会』だと思っています。患者さんや病院スタッフ、家族。”この人がいるから自分もいる”という気持ちですね。患者さんもさまざまです。共通することは、助けてほしいから病院に来る。だから診察の第一声は必ず「元気?」。質問を投げかけて患者さんの素直な気持ちを聞く。常に、限りのある診療時間で最大の医療を行いたいと努めています。
山本 14年前の初来院時、往診に行きました。勤務医にとっては新鮮で”何事も経験なんだ”と、以来ダイレクトな触感を大切にしています。外科は技術が卓越していても、術後の管理ができなければ患者さんの人生に貢献できません。病院全体の底力を上げるため、旗振り役になって周りを巻き込んでいきたいです。
南 病院は単なる商売ではありません。冷静沈着な山本先生と、情に厚い宮下先生と、役割分担をしながらチーム医療に取組みたいと思います。
〈取材協力/丹羽病院〉
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こどもタウンニュースけんせい4月18日 |
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