大和 トップニュース社会
公開日:2025.12.26
たすけあいセンター
利用者1万6千人へ
「憩いの場」これからも
高齢者のボランティア支援などを行う「大和市南林間地区たすけあい協議会」の拠点として親しまれている「南林間地区たすけあいセンター」(沓掛大乗センター長/南林間1の7の19)の累計利用者が、12月末で1万6千人を突破する見通しとなった。半年で延べ1千人が利用している計算で、高齢者の憩いの場として定着してきた。
たすけあい協議会は2017年に発足し、同会に登録されたボランティアが地域の高齢者支援を行っている。現在、ボランティアは177人(11月末時点)。依頼を受けて買い物代行や庭木剪定など身の回りの支援や、病院付き添いなどの生活行動支援を担っている。
同会の拠点であるたすけあいセンターは、介護保険事業の生活支援体制整備事業に位置づけられ、協議会発足の同年に開設した。同センターの2階では「健康麻雀」のほか、健康測定は毎月第1・3水曜に行われ、今年に入り延べ約300人(11月末時点)が測定を受けた。センターには日々多くの高齢者が集い、にぎわいをみせる。
さらに、センターからほど近いスポーツ施設のNAS南林間では、奇数月に「たすけあい健康講座」もセンターの主催で開かれ、好評だ。
今年6月下旬に累計1万5千人を超え、その後半年で延べ1千人がセンターを利用している。社会の高齢化が進むなか、気軽に立ち寄れる「憩いの場」はこれからも地域に欠かせない存在だ。沓掛センター長は「私たち運営側も年を重ねるが、使命感を持って来年も皆で元気にがんばりたい」と意気込みを語った。
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