小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年2月11日
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市内中里の満福寺で1月28日、火渡り修行が行われた。初不動の縁日にあたるこの日に、一年の厄を払い、新しい年を迎えようと毎年実施されている。
満福寺の火渡りは、京都醍醐三宝院系の行法。現在、県内の真言宗の寺では同寺のみの開催で、無形文化財としても有名。今年も丹沢山塊から30人の山伏が集まった。
当日、本堂では護摩修行をした後、境内で山伏問答や宝斧式、宝剣式、宝弓式などが行われ、紫灯護摩を焚き、読経の中、藤原慈舟住職を筆頭に燃え盛る火の中を渡った。