小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年4月15日
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桜の蕾が弾け、煌々と光る照明灯に照らされる鮮やかなグリーンの芝。生まれ変わった城山陸上競技場に4月5日、小田原ナイトランナーズの姿があった。
「さあ、それでは始めましょう」。安池一公監督(50)が午後7時30分にひと声かけると、ウォーミングアップを終えたメンバーが「この日を待ちわびていた」と言わんばかりに動き出した。改修工事中は酒匂川河川敷の真っ暗闇をLEDライト片手に危険と隣り合わせの中、走り続けた。
再び「聖地」に足を踏み入れるとメンバーは一気にトップギアへと上げ、インターバル走が繰り返される。静閑な空間が熱気を帯び、胸の鼓動が響く。これがナイトランナーズの強さの秘訣かもしれない。メンバーは今年30回を迎えた尊徳マラソン、湘南国際マラソンなどでは上位入賞が常に。毎年1月のかながわ駅伝でも小田原市チームの中心メンバーに名を連ねる。「さらにこれから小田原のリーディングチームとしての地位を高めたい」と安池監督。
己と戦う集団が神奈川、そして全国の頂点へ。そう呼ばれる日も遠くはないはずだ。
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