「エイエイオー!」。会場に力強い掛け声が響き渡った。
来秋完成に向けて製作中の映画『地上の星―二宮金次郎伝』をサポートする「市民応援団おだわら」が発足。11月19日、ハルネ小田原で五十嵐匠監督や榎木孝明さん(小田原藩主・大久保忠真役)、永井正夫プロデューサーらが出席してキックオフイベントが開催された。
応援団準備会の蓑宮武夫会長は「金次郎像は片足を前に出している。世のため人のため1歩を踏み出すことが大事だということだと思う。ぜひ地元の皆さんに応援団になっていただきたい」と協力を呼びかけた。
小田原ふるさと大使で主役金次郎を演じる合田雅吏さんはビデオレターで登場。「100年後にも見られる映画にしたい。積小為大の精神で頑張ります」と抱負を語った。特別動画も上映され、秋の田んぼの道を尊徳の葬列が進み農民が感謝と尊敬の念をあらわすラストシーンに思わず目を潤ませる来場者の姿もあった。
最後に五十嵐監督が「映画を小田原で立ち上げ、日本から世界に発信したい」、榎木さんは「皆様の誇りになるような映画にしたい」と述べ、準備会メンバーらと壇上で掛け声をあげて映画の成功を誓った。
応援団では資金や人員など幅広い支援活動を予定している。問い合わせはFMおだわら【電話】0465・35・5150へ。
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