小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2018年5月19日
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椎野社長の手ほどきを受けて作業にあたる園児
前羽幼稚園（鈴木晶子園長）の年長児が５月８日、小田原の名産品でもある桜花漬けの仕込みを行った。
近所にある漬物会社の椎野食品工業所が同園へ八重桜を贈ったことを縁に３年前に始まったもので、椎野輝夫社長が指導にあたる。４月に梅酢と塩で漬け込み、今回は改めて塩を揉みこむ二次加工と呼ばれる作業。園児らは即興で作った歌を歌いながら、楽しそうに手を動かしていた。
「地域の方との交流が生まれたり、身近にある桜が食べ物に変わる様子を観察できたり、色々な学びがある」と鈴木園長。完成した桜花漬けは卒入園式で保護者に桜茶としてふるまわれるほか、カップケーキ作りにも使われるという。
