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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2018.06.23

関東学院大
ロシアから視察団
機能性食品に関心示す

  • 「ミラクルきなっこK-1」を試食する研究員たち

 関東学院大学湘南・小田原キャンパス(荻窪)に6月13日、ロシアの国立研究機関から大豆の研究員ら4人が訪れ施設内を見学。材料・表面工学研究所の高井治所長=人物風土記で紹介=が案内し、最新の研究を紹介した。

 ロシア極東地域のアムール州では大豆の生産が盛んで、そのほとんどを油として中国に輸出している。高井所長は「大豆からは油だけでなく、ウォッカもつくれます」と話し、小麦の代用として様々な食品ができるとことを説明。同センターの角田光淳博士が開発した機能性食品「ミラクルきなっこK―1」(商標登録済)の試食も行われた。

 超微粉砕のきなこ、ミラクルきなっこK―1は舌触りが滑らかで、水に溶ける特徴がある。ミラクルきなっこK―1で作ったソイチーズとソイアイスを食べた、ハバロフスク地方農業研究所のアシェエバ・タチアナ所長は「美味しい。大豆とはわからない」と感想を話した。全ロシア大豆科学研究所のシネゴフスカヤ・バレンチイナ所長は「ロシアでも最近は健康に良いことから大豆を食べるようになった。ダイエットにもミルクアレルギーの赤ちゃんにも良い食品として、新しいアイデアをいただけた」と関心を示した。来月、高井所長ら同センターの研究者がロシアを訪れ、今後も交流を深めていく予定。

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