サンネット(株) 新システムで雇用創出 データ生成「SICS」開発

社会

掲載号:2019年7月13日号

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 情報システム関連の商品・サービスを手掛けるサンネット(株)(本社/小田原市栄町・市川聡代表取締役社長)がこのほど、データ生成サービス「SICS(Sunnet Input Cloud System)」を開発した。伝票等書類のデータ入力サービスのひとつで、システム開発に関わった県立小田原養護学校の卒業生2人が、4月から社員として働いている。

 従来のデータ入力は、顧客から原票(書類の原本)を預かり、専門オペレーターが1枚ずつ目で読み取りながら専用機器で行うのが一般的だ。SICSでは、原票をスキャンして画像データ化し、OCR(光学的文字認識)でテキスト情報に自動変換。またOCRでの認識率が低い「手書き文字」「印字のズレ」等はAI(人工知能)で補完する。オペレーターは最終的な照合を行い、違いがあった場合のみ入力して修正する仕組みだ。パソコンで作業でき専門機器は不要。また1枚の原票画像データを項目属性(数字・英数・全角)別に分割することで、オペレーターの能力に応じた分業も可能にしている。

 オフィスで机を並べる谷岡龍さん(18)と中村竜也さん(18)は、SICSによるデータ入力を担当する。養護学校在学中に実習として、開発中の同システムの作業を3回行い、開発チームは2人の作業を見ながら使いやすいものに修正した。

 キーボード入力が得意という谷岡さんは「仕事をしっかり覚えて進歩したい」、好奇心から実習に立候補した中村さんは日々タイピング練習に励み「仕事を覚えて成長したい」と、それぞれ意欲を語った。

 市川社長は、システム開発の目的を「地域の限定」「入力環境と作業者の限定」という既存のデータ入力サービスの制約の解消といい、システムを構築するなかで「結果的に障害者雇用につながった」と明かす。すでにSICSには企業や行政から関心が寄せられているなか、「障害者や高齢者、外国人などの雇用創出にもつながれば。県西2市8町から始まる新たな取り組みとして、全国へと広がればいいですね」と思いを語った。

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