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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2019.11.30

笑いで災害対策を指南
くぼてんきさんが来校

  • 「非常持出袋を用意して」と話すくぼてんきさん(左)

 気象予報士と防災士の資格を持ち、日本テレビ「ZIP!」での気象キャスターとしても親しまれる紙芝居師・くぼてんきさんが11月16日、小田原市内の豊川小学校を訪れ、防災について考える特別教室を実施した。

 同事業は「鴨宮中学校区四校PTA連絡協議会」が主催。豊川小の児童をはじめ、近隣校の子どもたちや保護者ら多数が参加した。

 1995年1月17日の阪神淡路大震災を、小学5年のときに大阪で経験したと話すくぼさん。自作の紙芝居で、笑いを交えながら地震発生のメカニズムを解説したほか、台風による河川増水の危険性なども説明。「日ごろから『非常持出袋』の中に、懐中電灯や非常食、公衆電話を使うための小銭を用意しておくことも大切」などと呼び掛けた。参加した子どもは「防災のことが色々分かって良かった」と笑顔で話していた。

 また児童らは、非常用保存食「アルファ米」の炊き出し訓練も体験。保護者らの指導の下、100人分を炊き上げるなど、災害対策について学んでいた。

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