小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2020年2月29日
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３月末で閉館となる市立図書館
小田原城址公園内にある市立図書館「星崎記念館」が３月末に閉館を迎える。60年の歴史に幕を下ろす同館では歩みを伝えるパネル展が行われているほか、さまざまな催しも予定されている。
市内矢作出身で、アメリカで成功した事業家、星崎定五郎氏の寄付から１９５９年に完成、開館したのが「星崎記念館・小田原市立図書館」だ。
レトロな風景 記憶に
主要な機能はかもめ図書館（南鴨宮）に移ったが、児童向けの施設も併設された図書館として市民から愛されてきた同館。建物の老朽化が進む一方で、史跡内にある建物のために大規模改修もできないといった理由から今年度での閉館が決まっている。
同館では３月２日に記念講演を行う（受付終了）ほか、同28日（土）には市内読み聞かせグループがイベント「一日絵本の部屋」を開催する。閉館後の４月４日（土）には書庫見学や不要図書の無料配布などを行う予定。
同館関係者は「これまで利用してきて思い出ある方も多いと思う。最後の機会なのでレトロな図書館を懐かしんでもらえたら」と話す。
催しに関する問い合わせは同館【電話】０４６５・２４・１０５５へ。
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