タウンレポート 駅の大ちょうちん 夏復活 台風被害から修復、再掲へ

社会

掲載号:2020年3月21日号

  • LINE
  • hatena
山崎さんの工房に並ぶちょうちん
山崎さんの工房に並ぶちょうちん

 昨年10月の台風で大きな被害を受け、現在は撤去されている小田原駅東西自由連絡通路の大ちょうちん。小田原市は駅のシンボル再掲に向け、今夏の復旧を目途に市内の職人らと取り組みを進めている。

 2003年、駅東西自由通路の開通を記念し、JR東日本改札前に設置された巨大な小田原ちょうちん。当時の原義明小田原商工会議所会頭をトップとする「私たちの自由通路をつくる市民の会」が記念品を掲出しようと、団体や企業に参加を呼びかけ完成させたものだ。

 直径約2・5m、高さ4・5mで約260kgにもなるサイズで駅利用者から親しまれてきたが、昨年の台風で胴体の和紙部分が大きく破損。現在は市が倉庫に保管している。

 観光客のターミナル、小田原駅の風景を復活させようと、市は3月議会でちょうちんの復旧を含むリニューアル事業として補正予算935万円を計上。再掲に向けた調整を進めている。市担当者は「気にかけている人も多く、一刻も早く復旧したい」と話す。

先代からこだわり継いで

 復活事業に関わるのが「ちょうちん山崎」(市内飯田岡)の山崎高史さん(50)。大ちょうちんを製作した山崎勇さんの息子だ。一昨年に他界した勇さんと製作に携わった高史さん。「竹ひごの発注に1年、足場を組んで3カ月ほどかけて仕上げた。『小田原』の文字を書き上げるのに苦労した」と当時の様子を振り返る。

 大ちょうちんはワイヤーこそ使っていたが、他の材料は小田原ちょうちんで使われているものを採用していた。「ちょうちん屋として、新たなものも本物にこだわりたい」と高史さん。

 これまで市の担当者と高史さんで山梨まで出向き、和紙の素材選びや防水対策の検討を進めている。「大きな土台の確保など、大仕事としての課題はある。父親がいない不安はあるが、皆さんの協力を得ながら恥ずかしくないものに仕上げたい」と意気込みを話す。

 市は東京五輪の開幕が予定されている7月下旬には完成させたいとしている。

破損した大ちょうちん(現在は撤去)
破損した大ちょうちん(現在は撤去)

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

箱根町役場で献血

箱根町役場で献血 文化

1月25日 正面駐車場で

1月22日号

新戦力加入で大幅補強

湘南ベルマーレ

新戦力加入で大幅補強 スポーツ

2022シーズン新体制発表

1月22日号

クリニック併設 安心の住まい

クリニック併設 安心の住まい 社会

22日・23日 試食付き見学会

1月22日号

特設サイトを開設

真鶴町 公園づくりプロジェクト

特設サイトを開設 文化

情報拠点目指す実証実験

1月22日号

東儀秀樹コンサート

チケット販売中

東儀秀樹コンサート 文化

タウンニュースホール

1月22日号

織り姫を募集中

湘南ひらつか七夕まつり

織り姫を募集中 文化

1月31日締切

1月22日号

あっとほーむデスク

  • 1月22日0:00更新

  • 1月15日0:00更新

  • 1月8日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年1月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook