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働きながら、子見守り 母親向けの洗剤工場が開所

社会

公開:2020年8月22日

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↑アクリルで仕切られている工場と託児スペース
↑アクリルで仕切られている工場と託児スペース

 小田原市で母親を支援するNPO法人ママズハグ(山本加世代表)とがんこ本舗(木村正宏代表)が8月3日、城内に小田原サテライト工場と併設の母親と地域のための空間「小っ田っ原(チイタッパラ)」をオープンした。

 茅ヶ崎市を拠点とするがんこ本舗は、すすぎ無しで水に還る洗剤「海へ…Step」を中心に、環境に配慮した商品を生産する企業。「未来を担う子どもたちのために、まず母親を応援したい」との思いから各地の子育て団体を支援する中で、山本代表から「子育て中でも自由に働け、母親を助ける場所をつくりたい」と相談を受け、工場の開所を思い立った。

 働き手は子育て中の母親とし、洗剤を生産する。子どもの年齢に合わせた短時間勤務や子連れ出勤も可能となっている。従業員を対象とした託児スペースは、アクリルで仕切られ、母親たちは子どもを見守りながら働ける。1歳児を連れて勤務する立神里美さん(小田原市)は「初めて子どもと離れたが、横で様子が分かるので安心できた」と話す。

 託児は有料としているが、洗剤の売り上げの一部を託児の補助に充てることで母親の負担を軽減していく予定だという。また、併設スペースには店舗兼ギャラリーもあり、洗剤の直売や展示など、イベントも随時開催していく。山本代表と木村代表は「初めての試みだが、母と子の幸せや地域、環境を考えるきっかけになる場所になればうれしい」と話している。

←山本代表と木村代表(右)
←山本代表と木村代表(右)

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