小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2020年9月12日
エリアトップへ
小田原市立千代中学校の生徒会が、曽我と下曽我地区社会福祉協議会へ車いす3台を寄贈した。贈呈式が8月24日に曽我小学校で開かれた。
車いすは、同校が2006年頃から取り組んでいるアルミ缶回収活動の収益金で購入したもの。校内では月に1度回収日を設け、集まったアルミ缶を1kgあたり65円から80円で業者に買い取ってもらっている。今回の寄贈のために集めたアルミ缶は計約1200kg。09年に上府中地区と豊川地区に4台寄贈して以来、約10年ぶりとなった。
この日は、同校生徒会の三廽部凜会長(3年)と役員の渡部羽菜さん(3年)が、曽我地区社協の柿澤広明会長に直接渡した。三廽部会長は「生徒会4代にわたる積み重ねが形になってうれしい」と話し、柿澤会長は「式典や避難所運営時に活用していきたい」と感謝を述べた。同校では、今後も活動を続けていくという。