小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2021.02.13
「十八歳」が考える税、作文に
鈴木佳歩さんが税務署長賞
小田原青色申告会(志村宗男会長)が主催する「租税教室の感想文コンクール」の受賞者がこのほど決定した。
小田原市内や近隣にある13の高校で小田原税務署が実施する租税教室を受け、高校生が税金に関する作文を書く企画。28回目の開催となった今回は、1750点の応募があった。この中から最優秀賞と優秀賞が各校1点ずつ選ばれ、最高賞にあたる税務署長賞は函嶺白百合学園高校3年の鈴木佳歩さんが受賞した。
鈴木さんの作文タイトルは「十八歳」。選挙権を持つ18歳となり、政策や税に興味を持ったという。嫌悪感を抱いてきた消費税への意識が、租税教室で「国民が一番身近にできる取り組み」と変化したことを感想文にした。同会は「税を考える機会として継続していきたい」と語った。
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