小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2021年3月27日
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井上大学理事（中央）と（株）鈴廣蒲鉾本店・鈴木博晶社長（左）、鈴木悌介副社長
株式会社鈴廣蒲鉾本店（小田原市）と通信制大学の星槎大学（箱根町）が共同で、４月に鈴廣星槎大学を開校する。第１期生として鈴廣の社員12人が入学し、働きながら教養や研修などの科目を履修。５年間のカリキュラムで、学士を取得することができる。星槎大学が進める企業内大学の取り組みで、全国でも初めてとなる。
鈴廣星槎大学の立ち上げは、昨年５月に星槎大学が鈴廣に提案をしたことがきっかけ。ＳＤＧｓの達成に取り組む鈴廣は、「小田原で最も働きがいのある会社」を目指し開校準備を進めてきた。社員の学びをサポートするために、入学した社員に学費の半額と通学費用・教材費の全額を補助するほか、卒業すると昇格要件研修をすべて免除する。
星槎大学の井上一大学理事は「学びと働くことを一体化できる大学。ぜひ楽しみながら学び、自分に少しずつ投資してもらえたら」と期待を寄せている。
