小田原市移住サポーターでゲストハウス「ティピーレコーズイン」(市内栄町)を運営する内田佑介さん(35)がこのほど、若者に向けた実践型プログラムを企画した。市内で活動するさまざまな分野の”先輩”から刺激を受けながら、実際のまちづくり活動に挑戦していく半年間のプロジェクトだ。
「ティピーのローカルキャンパス」と名付けた今回の企画は、農林水産や若者文化、ITなど、多岐に渡る分野の関係者が地域で交じり合う小田原の持ち味を生かそうというもの。
7月から始まるプロジェクトは月1回、各分野の関係者による講義やゲストハウス宿泊を通じて、チームでの活動やプレゼンなどを今年12月まで行っていく。
大学生や社会人なりたての若者世代はオンライン生活が日常となり、人との関係性が希薄になりがちな昨今。「小田原は懐に入れば快く後押ししてくれるまち。さまざまなローカルプレーヤーとの接点を提供し、地域のリアルを体感してもらいながら新規事業や課題解決等の活動に取り組むことで自分の将来に役立ててほしい」と内田さん。
参加対象は25歳以下の社会人や学生で参加費は4万5千円。詳細はティピーレコーズインのFacebookで確認か【メール】info@tipyrecordsinn.comへ問い合わせを。