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公開日:2026.02.06
観音崎に手作りキャンプ場
親子やソロも 身近な自然拠点
横須賀市鴨居3丁目の観音崎エリアに、キャンプ場「Tarachine(タラチネ)」が誕生する。手掛けるのは、観音崎海岸近くでカフェ「TWOSTAR」を営む柴崎美奈子さん(鴨居在住・55)だ。約5300平方メートルの荒れ果てた山林を、柴崎さんと仲間たちが切り拓いている。「誰もが自分の庭のように、ふらっと集える場所にしたい」。今年3月のドッグラン開設を皮切りに、順次営業を開始していく。
柴崎さんは20年ほど前に、ドライブで訪れた観音崎の風景に一目惚れし、「ここの学校に子どもを通わせたい」と移住を決意。5年前からカフェTWOSTARを営んでいる。豊かな自然に救われながら子育てをした経験から、「この地を子どもたちの変わらない故郷にしたい」という強い思いがあった。そうしたところ、かつて散歩中に憧れを抱いた山が売りに出されていることを知る。維持や管理の面などから迷いもあったが、昨年1月に購入を決意。当該土地の土中から、カフェの開業以前に亡くなった息子が好きだったキャラクターの人形が偶然現れたことで、「背中を押された」と感じたという。
施設名の「タラチネ」は、古語で「母」にかかる枕詞。自身の子育てを支えてくれた観音崎への感謝と、母のように包み込む場所にしたいという願いを込めた。
当初は、不法投棄のゴミや人の背丈ほどある草木が生い茂り、足を踏み入れることすら困難だったが、知人の助けも受けながら、約1年かけて手作業で準備を進めてきた。電気や水道、トイレなどのインフラ整備にも着手中だ。
今春に一部先行営業
住宅に隣接した土地のため、天候に左右されるが、敷地内の定められた場所でたき火などの火気使用も可能。土地の一部が農地のため、今後、地目変更を行い、3月にはドッグランを先行オープンする見通しだ。その後、水道などの設備を整え次第、キャンプ営業や将来的には、小規模なカフェの併設も目指していく。駐車場も常設する。
キャンプサイトの配置は検討中で区画数と大きさは未定。料金は、ソロキャンパーや地域住民が気軽に利用しやすい価格設定を構想している。
「地元の人が手頃に遊べる場所をつくり、守っていきたい」と柴崎さんは話している。
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