小田原市本町で建設が進められてきた「小田原三の丸ホール」が9月5日、オープンした。
新たな文化芸術の拠点と位置づけられる市の新施設誕生を、駆け付けた市民らが祝った。
開館セレモニーでは、小田原鳶職組合が木遣りと纏(まとい)振り、小田原北條太鼓の会が和太鼓演奏で花を添えた。守屋輝彦市長はあいさつで、「待ちに待ったこの日を迎えることができた。小田原を愛する人の思いによって、これから三の丸ホールが成長していく。間違いなくここが令和の新しい文化芸術創造の拠点となる」と思いを述べた。
守屋市長、大川裕市議会議長、市内フラダンススタジオの子どもによるテープカットが行われた後、市民らがホール内を見学した。市内から訪れた50代女性は、「建物が明るくてきれい。コンサートなどで来るのが楽しみ」と話した。ホール内覧会は9月11日(土)まで実施中。午前9時から午後5時、予約不要。
館内ではほかに緞帳デザイン展(〜11日)、第85回西相展(〜20日(祝))、ガンダムマンホールプロジェクト展示(〜30日(木))を開催中(いずれも入場無料)。(問)三の丸ホール【電話】0465・20・4152