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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2022.08.27

関東大震災の記録など紹介
小田原史談会 片岡日記 大正編を発刊

  • 完成した冊子

 小田原史談会(青木良一会長)が戦前に小田原で活躍した郷土史家、片岡永左衛門が遺した大正時代の日記を解読して一冊にまとめた『片岡日記 大正編』を9月9日(金)に発刊する。

 片岡永左衛門は1860(万延元)年に小田原で生まれた。町会議員、助役、町長代理といった公職を歴任した後、関東貯蓄銀行(横浜銀行の前身)の監査役を務めた。

 1902(明治35)年から34(昭和9)年までの日記が市立中央図書館に保管されており、同会は解読を実施。昨年は『昭和編』を発刊している。

 今回の『大正編』は明治維新後のまちの様子や維新功臣の人物評をはじめ、23年9月1日に関東大震災が発生したときの小田原の様子、復興状況が写真と共に紹介されている。同会は「大正時代の小田原を私たちに伝える稀有な記録。当時を彷彿させる写真も豊富に掲載しているので、ぜひご購読を」と話している。

 A4サイズ(総頁234)で1100円、300部。平井書店と有隣堂ラスカ小田原店、伊勢治書店ダイナシティ店で販売。(問)青木会長【電話】090・5566・6969

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