小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2022.11.26
相州牛が最優秀賞
関東甲信越フェア
横浜食肉市場の「第2回関東甲信越フェア」がこのほど同市場で開かれ、交雑種の部で南足柄市の長崎牧場(長崎光次代表)が出品した枝肉が最優秀賞に選ばれた。
同部門には関東甲信越から44頭が出品された。長崎牧場が受賞したのは、月齢26カ月の雌の枝肉567kg。格付け「A4」、肉質等級BMSは7で、キロ当たり2千円で買い付けられた。
長崎牧場ではビール粕などを配合した独自飼料で牛を飼育し、かながわブランド認定の「相州牛」として出荷している。長崎さんは「毎年選ばれるように頑張っていきたい」と笑顔で話した。食肉卸売・中川食肉(小田原市浜町)の中川大輔専務は、相州牛の品質向上や普及に一緒に取り組んでいる。「安定して良い牛を育ててくれてありがたい。地元の皆さまに美味しい相州牛を食べていただき、食の地産地消にもつながれば」と話した。
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