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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2023.01.21

「東町久野線」未着手区間
「事業化には課題」
交通量増見込も、市が回答

  新病院建設やJT小田原工場跡地へのイオンタウン出店計画に伴い、自動車交通量の増加が見込まれる小田原市久野地区。市議会12月定例会一般質問で金崎達(とおる)議員(公明)が、同地区周辺を通る都市計画道路「東町久野線」の未整備区間の事業化について質問した。

 同道路は、久野特定土地区画整理区域の西側から国道255号を横切り、寿町を経由し国道1号へと続く全体延長約4040mの計画。1946年に当初計画が決定し、2003年までに久野地区の約820mが整備済み。扇町2丁目から国道1号までは概成済区間で、約1290mが未着手となっている。

 金崎氏は、現状でも時間帯により交通混雑が発生していること、また久野から国道255号をつなぐ市道には踏切が2つあり緊急車両の通行に支障がでる懸念などを示し「未着手区間のうち、城山多古線の川端交差点から国道255号の足柄交番前交差点までの整備が必要では」と質した。

 市は「鉄道との立体交差や幅員など、現行の基準に適合させるためには都市計画変更が必要。そのためには地域住民や関係団体との合意形成、交通管理者、鉄道事業をはじめとする関係機関との協議、調整などの課題がある」などと回答した。

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