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小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育

公開日:2023.09.02

養老孟司氏と虫探し
五感使い自然から学ぶ

  • 養老氏と雨上がりの自然を探索(上)。採集した昆虫をルーペで観察した

 箱根ビジターセンターで8月9日、東京大学名誉教授で解剖学者の養老孟司氏を招いた「昆虫観察会」が行われた。箱根や小田原のほか、県内外から10組約30人の親子が参加し、同センター近くの自然を探索して、昆虫の採集や観察を行った。

 虫の研究をライフワークとしている養老氏は、箱根町仙石原に自宅兼研究室を構える。箱根の自然について「近隣の山々と比べると、細かい起伏があり環境が多様」と話し、頻繁に訪れては散策しているという。

 この日は子どもたちを連れて散策に出かけた。木々や葉、土などに触れながら五感を使って探索し、チョウやバッタ、ゾウムシ、ハンミョウなどの昆虫を見つけ観察した。養老氏は「目で見て体を動かして、脳みその中につながりを作ることが学習。外に出て自然を見ることが大事」と子どもたちにメッセージを送った。

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