小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2024.01.20
アンコウでF(フィッシュ)―1初参戦
カレーと唐揚げでPR
小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会が1月21日(日)に池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアターで開催される魚の祭典「第9回Fish―1グランプリ」の国産水産物料理コンテストに、小田原のアンコウを使った「小田原あんこうカレー」で初出場する。
同グランプリは国産水産物流通促進センターの構成員、全国漁業協同組合連合会が主催。国産水産物の魅力を伝えることを目的に実施している。料理コンテストはこのイベントの1つでさかなクンらが務める審査委員と来場者が、国産水産物やその商品を使った料理に投票してグランプリを決める。今回は全国から40団体の応募があり、書類選考で小田原あんこうカレーを含む7団体の料理が選出された。
このカレーは、鍋の需要が落ち着く春先に小田原で漁獲されるアンコウの美味しさをPRする目的で、2022年に小田原の鮮魚店や飲食店、漁業関係者らで構成された「小田原地魚大作戦協議会」が消費拡大協議会の委託を受けて開発したレトルト食品。今回、「より美味しく、こだわったカレーに」と、西湘エリアの農家で構成される団体「西湘うみかぜふぁーむ」の協力で片浦レモンを加えるなど改良した。
また当日はイベント限定で、漁師から評判の高いアンコウの唐揚げもトッピングして挑む。市川将史副会長は「エスニック風な味に仕上がった。小田原で獲れるアンコウの美味しさを多くの方に知っていただければうれしい」と話す。
イベントは午前10時から午後5時(投票は2時45分)まで。
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