小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日:2024.01.20
初笑いで福よ来い
寿庵で寄席
新年恒例の「第34回寿庵寄席」が1月6日に小田原駅東口近くのそば店・寿庵で開催された。
そば屋の2階、と昔ながらのスタイルを続ける同寄席は、小田原の風物詩のひとつ。若手の活躍の場を作ることを目的としていることも特徴だ。
今回から春風亭三朝師匠が開口一番(前座)を務め、『磯の鮑』を披露。色物として丸一仙三さんによる太神楽曲芸を挟んで、トリを二ツ目の入舟辰乃助さんが務め、『ねずみ』を披露した。会場は終始笑いに包まれていた。
店主は「若手の勉強会としての興行を行い、笑いで地域に福を呼び込んでいきたい」と話した。
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