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公開日:2024.07.11

小田原駅すぐ、小路を入った新イタリアン「LEGALO(レガロ)」が良かった!

 小田原駅周辺に点在する美味しい店舗に出会いたい...。地元民に愛され、旅行者も満足を感じられる店舗、そんな条件を満たしてくれる新感覚のイタリアンが2023年暮れにオープンした「LEGALO」だ。

 同店は、主な食材とワインなどをオセアニア産でそろえ、旬の地もの野菜や海産物も取り入れたカジュアルイタリアン。グルメに話題の豪州産と地域食材の持ち味を活かしたメニューが楽しめるほか、話題となっているのがその「ボリューム感」。ローカルでこだわりと美味を発信する「城下町の新イタリアン」を訪れた。

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 駅から錦通りを進み、細い角を曲がってすぐ。メイン通りの喧騒から一歩距離を置いた店舗は、24年3月オープンの「小田原シネマ館」を上った2階にある(※上写真)。

開放感あふれる店内へ―。

 開館間もないミニシアターの上映ポスターを眺めつつ、階段を上ったところがLEGALOだ。ドアを開けると想像以上に広く、ゆったりとしたフロア(写真は同店提供)。

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 今回は仕事帰りのひと息、既にランチで同店を体験済みという同僚とコースを予約(HPでの簡単予約もうれしいポイント)。この日は2人組から仲間4人組など、男女問わず賑やかにテーブルを囲んでいる。記者2人は手始めにコースを楽しむ感じだが、他のテーブルに並ぶグリルメニューやピザなどを眺めると、アラカルト的に過ごすのもLEGALOの楽しみ方の一つだと分かる(次は席予約のみで来ようと実感)。

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つい見とれてしまうメニューの数々に...

 仕事の疲れを爽やかなスパークリングで飛ばしていると一皿め、オーストリッチのタルタルステーキが乗ったブルスケッタが届く。山梨で育てられたダチョウの肉(シェフ直々に現地で見定めてきたという)は実にクセがなく、粒マスタードが絶妙なアクセントに。あいさつ代りの小品ながら、一気に訪れた美食モードに期待が高まる...。

 次に出された「野菜のパフェ」も◎。ニンジンのムースとコンソメゼリーに地もの野菜が乗る一皿だが、ニンジンの甘味が存分に生かされた下地に、鮮やかなズッキーニや紅芯大根などが見た目も爽やか。フレッシュな野菜と混ぜて頂くのがためらわれる仕上がりに感動。

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 気分が乗ってきたところでやってきたのは、アンチョビを効かせたマッシュポテトに赤ワインを使った煮たまご、自家製のベーコンが添えられた一皿。「ポテトサラダ風に頂いてください」とのことで、口に運んでみると上品なポテトサラダのよう。燻製など1週間以上かけて作られたジューシーなパストラミとマッシュポテト、ふんだんに使われる地野菜を一緒に頂く。贅沢なようでカジュアル...、巧く説明できないが、こちらもとにかく一度体験してほしい美味しさだ。

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前菜からかなりのボリューム感で続く

 野菜が美味しく、お肉の仕上がりが丁寧...、と話すうちに届いた次なる一皿はパスタ。今回はアラビアータのピリッと感を少し強くしたシチリア発祥の「カレッティエラ」に、小田原で干したアジがアンチョビのようなアクセントに加えられているが、こちらは小田原ならではの発想が料理に盛り込まれている。馴染みある干物の風味がトマト系のパスタにマッチするということは想像していなかった。

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 かなりの満足感が得られたところでメインがいよいよ登場。それこそが一番人気のミートパイだ。欧米牛の力強さと和牛の柔らかさが合わさったたオーストラリア牛の魅力を楽しんでほしいと、最近はメニューが進化し、丁寧に煮込んだミスジ肉がソースに入れたりと、これまで以上に同店自慢の肉感を楽しむ一品に生まれ変わった。このソースも含めて、パイ生地との相性に磨きがかかっている。

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丁寧さ、最後までこだわりも

 かなりの満足感が得られたが、最後の一皿も手が抜かれていなかった。豪州発のポップなデザート「パブロバ」は、メレンゲの土台に季節のフルーツと生クリームが乗ったスイーツ。最後もやはりというか、単なる添え物ではない立派な一品として提供される。サクッとしたメレンゲに生クリーム、そしてそれを覆うふんだんなフルーツたち。満足度は十二分だ。

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小田原の新しいグルメスポットに

 丁寧な料理を存分に楽しむコースか人気のアラカルトか...。どちらがおススメかは実に好みが分かれそう。ほかにもメニューが届く際、スタッフが素材の話や料理のポイントなどを気さくに話してくれるのもうれしい。私は地元民だが、料理の美味しさとスタッフの方との何気ない会話は「旅先でこんなお店に出会いたい...」と確かに感じさせてくれた。

LEGALOは小田原駅から歩いて5分ほどなので、気になる人はぜひ(おなかを空かせて)立ち寄ってほしい、小田原の新しいグルメスポットだった。

~余談・実はランチも期待大~

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実は、と同僚が見せてくれたのが、ランチセットに付く前菜メニュー。ライトなサラダなどではなく、多彩な料理が盛られた一皿はこれだけでも十分に満足できるボリューム。同僚は既に何回かランチで訪問しているとのこと。こちらも見逃せないポイントとして押さえておきたい。

街角イタリアン・グリル LEGALO

神奈川県小田原市栄町2-7-30 小田原シネマ館2F

・コース 3630円~
・ランチセット 1760円~

TEL:0465-20-4004

https://legalo-odawara.jp/
※HPでの予約がおススメです!

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