小田原市では敬老事業の見直しを継続的に進めている。敬老行事について市に意見を述べる市民委員らによる「敬老行事のあり方検討会」の今年度第1回が5月21日、小田原市役所内で開催され、2025年度以降の見直しについて話し合われた。
検討会の結果を踏まえ市は、敬老事業の見直しを決定した。88歳が対象の「敬老祝品」は現行のクオカード3千円を、26年度からメッセージカードに変更。結婚60年・70年の夫妻に祝状と祝品を贈る「長寿夫妻祝品」は25年度で終了する。
「地区敬老行事」は対象年齢を引き上げる。昨年度までの対象年齢77歳以上を毎年度1歳ずつ引き上げ、27年度では80歳以上とする。また100歳の祝金は「当面継続する」としている。
市高齢介護課では敬老事業見直しの理由について、長寿者の増加に伴い各地区の祝賀会場が手狭になっていること、運営スタッフの高齢化、事業費の増大などを挙げる。
敬老行事・長寿祝事業の費用は17年度が約3795万円で、各見直しを経ながらも24年度は約3999万円(決算見込)となっている。
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