小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2025.07.19
氾濫想定し訓練
市土建協が土のう作製
小田原市土木建設協同組合(神谷賢治理事長)が7月2日、酒匂川防災ステーションで災害応急復旧訓練を行った。
同組合が小田原市と締結している、災害復旧に関する業務協定に基づき実施しているもの。今回で14回目。
訓練は台風などの大雨で河川の氾濫が見込まれる状況を想定。市の一報を受け、同組合に設置された災害対策本部が組合員に情報を伝達した。防災ステーションに集まった組合員らはスコップで砂を袋に詰め、400袋の土のうを作製した=写真。
作った土のうと残った砂、未使用の土のう袋200枚は小田原市に寄贈された。神谷理事長は「訓練で初動態勢を整え日ごろから対応できるようにしたい」と話した。
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