小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2025.08.09
「観光客の防災対策」検討中
公民連携し第2回会議
災害時に帰宅困難となる観光客などの安全確保や帰宅支援体制の構築などを考える会議「小田原箱根エリア観光客の防災対策を考える会」の第2回が、7月28日に小田原合同庁舎で開かれた。
地域連携DMOの(一社)かながわ西観光コンベンション・ビューローが主催し、自治体や観光、交通などの企業、団体らが参加している。
この日は、県危機管理防災課応急対策グループの担当者が、「地震被害想定調査結果に基づく小田原箱根エリアの被害の様相について」をテーマに講演。地震発生時の建物の倒壊数分布や液状化危険度、地盤沈下量などを解説した。
また、大規模地震発生時の119番通報については指令センターの回線が小田原消防管内で16回線、箱根消防管内は2回線のみでほぼつながらないこと、救急車の台数にも限りがあり搬送手段も足りないとして、自身で身を守り、けがをしないことの重要性を説いた。
県の「地震被害想定調査」によると、地震発生時に帰宅困難となる観光客数は、小田原市で1万9900人、箱根町で4万7560人と推定されている。
ピックアップ
意見広告・議会報告
小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











