小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日:2025.08.09
箱根・強羅
「大文字焼」準備進む
観光事業者ら伝統継承
夏の風物詩「箱根強羅温泉 大文字焼」の開催を8月16日(土)に控え、地元の観光協会や観光事業者らが協力して準備作業を進めている。
大文字焼は1921年に始まり、今年で104年目。標高924mの明星ヶ岳の山腹に描かれた「大」の字は、一画が約108m、二画が約162m、三画が約81mあり、斜度40度の急斜面に広がる。これまで宮城野青年会が準備から本番の点火まで担ってきたが、人手不足のため、4年前から強羅観光協会が地元有志に協力を呼び掛けて実施してきた。
準備は6月から始まり、125人が参加。大の文字周辺の草刈りや松明作りなどを行った。初めて作業に参加した津田宏輝さんは「ボランティアで伝統を守っていることを知り、紡いできているありがたみを感じた」と話した。
当日の大文字焼の点火は午後7時30分からで、荒天時は17日(日)に延期される。また、強羅駅前では午後2時から「宮城野子供ばやし」や箱根中学校吹奏楽部の演奏などが行われるほか、「箱根・強羅佳ら久」では6時10分からフラワーアーティストの前谷裕一さんのパフォーマンスも行われる。
ピックアップ
意見広告・議会報告
小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











