小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2026.01.24
真鶴町
水道料金34%値上げへ
基本水量は縮小し存続
真鶴町は、1月19日の町議会臨時議会に水道料金改定に関する条例改正案を提出し、賛成多数で可決された。値上げ率は当初改定案の38%から34%に変更となり、廃止予定だった「基本水量」は縮小して存続する。
水道料金の値上げを巡り、町は昨年11月に現行料金から38%引き上げる改定案を発表した。しかし、住民説明会の会場などでは一人暮らし家庭などの負担が大きい点や、住民への説明不足などを指摘する声が相次いだ。
町議会は昨年12月、改定案に関する提言を町に提出。生活に必要な最低限の水量を想定した基本水量の無料措置廃止を取りやめ、値上げの影響が大きな利用者層の負担軽減を図ることなどを要望していた。
提言などを踏まえ、町は見直し後の改定率を34%増とし、廃止予定だった月10㎥の基本水量は月5㎥に縮小して存続。口径別の基本料金は当初案から引き上げ、一般的な口径13mmでは値上げ前の1407円から2100円(当初案1700円)、20mmでは2814円から3000円(同2600円)となる。
町の水道事業は人口減少で水使用量が減少する一方、施設の老朽化や物価高騰などで収支構造が悪化。2022年度には約2千万円の赤字を計上している。町は住民説明会で、現行の水道料金では26年度に資金がショートし、「事業の存続性すら危ぶまれる状況に陥る」と説明していた。
新料金は今年3月の使用分から適用される。
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